彼は直帰しました

どうしても編集者になりたかったので印刷会社から広告営業経由ですべりこんだ私のブログ

社内で言葉が通じない

きょうは仕事で世界的インターネットサービスの会社に行きました。

そこで同行してもらった世代の近い別会社の人と話したのだけど、コンテンツを作るだけ、ビュー数があれば、売れれば。どれか一つが満たされれば許される、そんな時代はとっくに終わっていることをひしひし実感して。

手を変え品を変え、あれとこれをかけあわせて、最後は文庫にしたりコミックにしたりして。とにかくマネタイズできる可能性をとことん追求して、絞りつくすのがいまなんだよなあ、などと考えていました。

 

でもまてよ。じゃあそれを社内の平均50代後半の上層部に説明してどこまでうまく理解してもらえるのだろう? 

バイラルメディアとお付き合いして拡散してもらってもいいと思うんですよ」

「広告に頼らず実はこうやって課金しても採算取れるんじゃないですか」

「うちのコンテンツは一次メディアだから価値ありますよ」

もう直ぐ40代の自分でも本当の意味で理解できているのかわからないあれこれが、もはやビジネスであたりまえになっている昨今、果たして自分たちはきちんと会話ができているのだろうか? 言葉が通じずとも、乗り合わせた船は前に進めているんだろうか? ふと疑問を感じた一日でしたとさ。